ノギスの選び方・買い方

ノギスはmitutoyoをおすすめします

ノギスを床に落としてしまったときのあの嫌な気持ちがわかるだろうか。

ノギスは一度落としてしまったら、それだけで、本来の精度を失ってしまうと言われている。「ノギス絶対に落とすな」と最初にそれを聞いたときには、ずいぶんオーバーなことを言うなあと思った。だいたい木工の仕事を覚えたての頃は、ノギス自体を必要な道具だとは思っていなかった。

近いものに対しての視力には自信がある。小尺で0.1ミリ単位を読み取る自信がある。
これはBonburuの工場の中でだれにも負けていない。工場長の岩田は以外と視力が衰えてきていて、夕方を過ぎるとよく、「ああメモリが読めない」と木材にスケールをあてながらこぼしている。

ノギスは、ものの大きさを測る道具だ。正確に測れるし、測りやすい形状をしている。片手で材料を持ち、もう片方の手でノギスを使う。身体測定で身長を測る器具、あれが手のひらサイズになったみたいな道具だ。親指でバーをスライドさせて、材料を挟み込むようにして、メモリを読む。この挟み込む部分が歪むことで、正確な測定ができなくなる。ノギスを床に落としたことは、僕の場合、この3年間で2回ある。これが、本当にひやっとする。車のバンパーをこするくらいの動揺がある。すぐに精度が落ちていないか、ノギスのメモリを読む。この場合は、ゼロの値がずれていないかを見るわけだ。

打ち所がよかったのだろう、いずれも大事にはいたらなかった。
自慢ではないが、ぼくのノギスはmitutoyo製だ。6000円くらいした。木工の世界では最高級といえる。シンワ製を使っている職人も多いが、mitutoyoの方が明らかに、使いごごちがいい。mitutoyoのノギスの方がだんぜん滑らかな動きをする。本当に全然違う

デジタルノギスもいいなあ〜。