アッシュ 木工材料

アッシュを使った木工家具はこれからも増えていく

最近、使われることが多くなってきた材料、アッシュ。
一言で特徴を言えば、ねばりのある材料。
細くても簡単には折れない、という意味で、ねばりの良さは完全に木工材料として長所です。そこそこ加工性も良くて、最近、とみに家具材として使われています。
もう一言特徴を述べさせてもらえば、木材市場に、一定の質で一定の量出回っているので、新商品を作るときに、将来を見通しやすくて、アッシュはとても選びやすいのです。比較的安いということももちろん影響しています。

木工界でアッシュと言えば、ホワイトアッシュのことを指していると思っていいでしょう。これは、タモやトリネコと同じ仲間で、何度も言うようですが、非常に粘りのある材料です。
反面、欠点をあげれば、反りやすい。つまり、木工製品として完成したあとも、材料が動きやすいのです。その欠点があっても、材質の粘りによって、割れたりすることは比較的少なく、そういう点からも、アッシュは、製作者からすると使いやすい材料です。

現在は、ナラやウォールナットと比べると廉価版の家具に使われているという印象がありますが、コストパフォーマンスから言えば、アッシュは抜群です。需要は今後大きくなる一方だと思います。アッシュ材の家具は今が買い時かもしれません。

木工ビット

おすすめはトーション・スリムタイプ

インパクトドライバーを買ったら、ビットが必要になります。
たいてい、短いものが一本インパクトドライバーに付属されているものですが、新たに購入されることをおすすめします。木工用に限っても、様々なものがありますが、木工をしていて一番使うのは、ドライバーで言えばプラスの先端で、大きさは+2と表示されているものでしょう。木ネジやコースレッドをもみ込むことを考えると、おすすめできるビットはずばり、トーションタイプで、スリムもしくはスレンダー形状のもの、長さは110ミリで、両端が使えるものがいいと思います。

トーションタイプというのは、真ん中が細くなっているものです。その形状により、無理な力を吸収し、木ネジが切れてしまうことを防ぎます。木ネジが木材の中で切れてしまうミスは、木工のミスの中でもよくあるミスであり、また、木材に与えるダメージが非常に大きいミスです。木材の中に残った金属片を取り出すことは容易ではありません。
このトーションタイプを使うことで、木ネジの頭が切れるミスはだいぶ減ると思います。

スリム、またはスレンダータイプというのは、ビットの先端の形状のことで、先が細いことで、視界が良く、作業性が良くなります。小さなことのようですが、一度使ってみれば、その違いがわかると思います。ここがスリムだからといって、ネジ山が潰れやすいということもないと思います。強度が落ちると感じたこともありません。知り合いの木工家もこのタイプをよく使っています。

110ミリというのは、長く感じるかもしれませんが、これくらい長い方が、視界も良いですし、数多く木ネジをもまなければならない場合などに、手首だけでインパクトを操作できる感じがして、とても楽になります。ぜひためしに使ってみて、実感してください。

メーカーは、木工界では、やはりベッセルか、アネックスあたりがメジャーですが、ぼくはベッセルが好きです。ホームセンターでも売っていますし、ネットの方が安く買えると思います。

おすすめ マキタのインパクトドライバー

僕も使っているTD138DRFXがおすすめ

木工に使用する目的で、インパクトドライバーを買うのであれば、迷わずおすすめできる機種があります。それはマキタのインパクトドライバー、TD138DRFXです。これは、充電器と、バッテリー2個付きのセットになっているもので、仕事に使うのに十分なスペックです。
ぼくもこれを3ヶ月前に買いました。特徴としては、余計なものがついていないというところです。

いまのインパクトドライバー市場は、その差異をオプション機能でつけようとしています。具体的に言えば、回転数・トルクを変える機能や、18Vのバッテリーなどです。木工で18Vの力が必要になることは稀です。
回転数とトルクを変えるモード機構は、とくに初心者には便利かもしれませんが、この部分から壊れることが多いと聞いて、ぼくは避けました。 ここは悩みどころだと思います。弱点となるかもしれないとわかっていれば、この打撃モード機構のついたものは選択に入ってくると思います。

僕は今まで8年前に買ったマキタのインパクトドライバーを使っていました。とくに大したメンテナンスもせず、8年使って、今でもちゃんと動きます。バッテリー2つが同時にへたってきたので、新たにこのTD138DRFXを買ったわけで、バッテリーも互換性があるので、2丁使いというか(2つインパクトを持っていると、ビットを使い分けられて便利なのです)、気分で使い分けています。
マキタのインパクトドライバーの強度というか、壊れない信頼感は感動ものです。たまたま当たりだったのかもしれませんが、8年前のものがしっかり働くので、今回買ったTD138DRFXにそれほど感動できなかったくらいです。マキタのインパクトドライバーは8年前に完成しているんだなと思います。
ホームセンターで買えば、数千円で手に入るインパクトドライバーですが、木工を長く続ける気があるならば、3万円をだして、このマキタのセットを買うことが、コストパフォーマンスの点から見ても、良いはずです。少なく見ても5年は能力を落とすことなく保つことが期待できるのですから。その使い心地、十分なパワーは、数千円のインパクトドライバーにはありません。

水出しコーヒーを美味しく淹れるコツ

後味のよいコーヒー

岩田です。最近の太介には困ったものです。

水出しコーヒーにどハマりして、だれかれかまわず飲ませてまわっているのです。工房の小さな冷蔵庫の4分の一は、太介の水出しコーヒーポットで占められています。
今日は、金具を配達にきた兄ちゃんに無理やり水出しコーヒーを飲ませ、普通のコーヒーとの成分の違いや、カフェインの量の少なさを語っていました。

ぼくももらって、飲んでみたのですが、たしかに美味しい。
透き通った見た目どおりに、いくらでも飲めてしまう爽やかな味わいです。専用のポットも千円くらいから売っているようですが、太介は、数百円の麦茶用のポットを買ってきて、あとは出汁をとるためのフィルターに中挽きのコーヒー豆を入れて、一晩寝かして作っているようです。もうコーヒーのペットボトルを買う必要を感じないほど美味しくて、ついつい飲みすぎてしまいます。でも、太介はちょっと大げさに勧め過ぎです。

水出しコーヒーを美味しく淹れるコツを聞いたら、嬉しそうにこう答えてくれました。

「水出しの場合は、苦味がまろやかで美味い。だから、深煎りの豆の方が長所が出やすい。でも、そこは好みで、逆に酸味の強い豆の方が、長所が活きるという人もいる。両方の豆を試して、自分の好みを知るのが近道だ」とのこと。まだ飲み始めて日も浅いのに、偉そうなことを言う奴だ。

Shade3D ver.16 素晴らしい

木工とShade3Dは相性がいい

岩田です。
最近、shade16を買いました。
木工業界でいま話題の3DCADはFusion 360 でしょうか。CADとしての能力の高さ、モデリングのしやすさ、レンダリングがそこそこできるということが魅力です。価格も安めに設定されていますし、これから学ぶなら、Fusion 360かもしれません。
一方、Shadeの方は、そもそもが3DCADではなく、3DCGと捉えるべきソフトです。出入りのNC屋さんに「Shadeの最新版買ったんですよ〜」と言ったら冗談だと思ったようで、おおげさに笑っていました。私が真面目な顔をしているのに気づいて、微妙に笑い方が変わりました。
まあ、それくらい、もはやプロダクトでShadeを使う人は珍しいのかもしれません。

なんだか、Shadeを貶している感じになっています。が、まったく違います。気持ちはその逆です。ここ数年でshadeは3Dプリンターへの対応が一気に進んでいますし、数バージョン前と比べて、ずっとCAD寄りになっています。最新のver.16になって、ミリ単位の寸法を入力して造形する場面が増えたのも実感しています。すごく好きなソフトだし、そのコストパフォーマンスとポテンシャルの高さを確信しているからこそ、笑われても、笑い返せるのです。木工とShadeの相性は絶対に良いと思います。そのあたりのことはまた。